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2009-11-04
関西フィルWEBインタビュー・第1回「オーギュスタン・デュメイ」
9月のオーギュスタン・デュメイとの一連の公演はお楽しみいただけましたでしょうか? その最後を飾った「いずみホールシリーズVol.16」終演後、帰国前のお忙しい中お話を伺いました。






―音楽を始められた時の思い出をお聞かせ下さい。
最初は家族がアマチュアながら楽器を楽しんでいたことがきっかけです。あとは、3歳半で初めてクラシックのコンサートを聴いたこと。ナタン・ミルシテインが出演するオーケストラのコンサートでした。その時の演奏会でミルシテインが弾いた作品を、3月に演奏します。(※第218回定期演奏会…巨匠デュメイのベートーヴェン
ミルシテインとの最初の思い出は小さい頃の記憶なので、むしろ思い返すのはその後ミルシテインのもとで勉強することになって以来のことが多いですね。

―ミルシテイン以外に影響を受けられた方がいらっしゃいますか?
『影響を受ける』ということは誰かを真似るということ。私は人の真似をするようなことはしたくないと思っています。グリュミオー、ミルシテイン、カラヤン、小澤征爾など素晴らしい音楽家と出会ってきましたが、彼らとの対話を通して新しい光を受け、エネルギーが生まれていると感じています。

―関西フィルとは1年ぶりの共演でしたが、いかがでしたでしょうか?
1年前と比べどんどん変わってきていると思います。前よりもずっと多くのエネルギーが感じられます。そして『もっと高いレベルに行こう』という強い欲求を持ち始めています。




―今、日本、ひいてはアジアの音楽界に注目していると伺っています。
聴衆の数、販売されているCDの数、音楽学校、ホールの質、どれもが日本が筆頭に挙げられます。日本は世界の中で見ても、クラシック音楽への関心が高い国だと思います。
特に明治時代以降には、国家が政策の一環として多くの人間を海外に派遣して、西洋音楽を含む様々な文化を学び取ろうとしました。こういった例は日本以外にありません。個人的には感動的なことだと思います。
今考えているのは、自分たちヨーロッパの人間が持っているものをアジアへ持って行って、文化的に素晴らしい混合体のようにしていきたいということです。

―お客様に向けて一言お願いします。
音楽家が音楽を伝え、それをお客様が受け取り、それを他の友達に伝えていただく。そういった相互の活性が高まり、新しい方もどんどん巻き込んでいきたいですね。皆さん、どうぞよろしくお願いします!




デュメイ自身からも案内がありましたが、次回の登場は2010年3月11日の「第218回定期演奏会」です。デュメイの思い出の詰まったベートーヴェンと、メンデルスゾーン、シューベルトをお贈り致します。発売は11月11日(水)と迫っております! お好みの席はお早めにご予約下さい。
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